ウチの裏の家に住んでいたマンクーが亡くなりました。
マンクーとは固有名詞ではなくて司祭または僧侶のこと。
でも裏のウチのマンクーはジュクン(伝統的なスタイルの木彫りの漁船)を作ったり、
ジュクンのミニチュア(といっても全長50cmくらい)を作ってビーチで売ったりする
とっても世俗的な方だったそうです。
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| マンクーに頂いたジュクンのミニチュア |
通常マンクーは病気をせず、天寿を全うするといわれています。
でもこのマンクーは2年ほど前に脳出血で半身不随になり、
半年ほど前からは寝たきり状態で、とうとう亡くなりました。
去年一度だけお会いしたのですが、そのときはすでに言語障害が酷く、
およめさんに通訳してもらって、ようやく会話が成り立つような状態でした。
(そのときにジュクンのミニチュアを頂きました。)
ウチの隣のプトゥさんが以前知人の経営するスパの一室に悪い妖怪がいて、
その部屋を使う客を脅かす夢を見たそうです。
そのことをスパの経営者に話すと、その部屋に客を通すとよく「部屋を変えてくれ」
といわれるので、今その部屋は使っていない。とのこと、
「やっぱり」って話になり、ウチの裏のマンクーに祓ってもらうことになったそうです。
プトゥさんはその後のことは詳しくは知らないと言ってましたが、
おそらくこの妖怪は強力で、マンクーに憑いたのではないかとのことでした。
最終的には同士討ちのようになり、妖怪は去ったけれど、
マンクーも脳出血を患うことになったのでは? っとのことでした。
スパの一室の方は今はもう出ないそうです。
マンクーのお宅の前には作りかけのジュクンがさびしく置き去りになっています。
バリ島ではよくある話でした。